今回は、看板ができるまでのお客様のやりとりをご紹介したいと思います。
今回の看板を作成したお客様は、京王線と世田谷線が通っている下高井戸駅徒歩1駅の歯科医院です。
駅から非常に近く、駅の踏切からも歯科医院が判るような立地でした。
今回のお客様からの要望は、壁面看板がスチール製だったこともあり、錆びてきたため、交換したいという依頼でした。
現場を拝見して、看板リニューアルに当たり着目したのは下記のとおりです。
・駅に向かう比較的細い道の中で、袖看板の歯科の文字が非常に目立っていて歯科があるという遠視効果が抜群だった。 ・袖看板に関しては、歯科の存在が分かるが、医院名は判別できなかった ・壁面看板の診療時間などの近視の内容が片側(駅側)からしか認識ができなかった ・スタンド看板に関しては、正面を向いているため、立ち止まってる、もしくは付近にいるかたしか見えないにも関わらず、遠視効果的な広告の使い方がされていた ・統一感がない状態になっていた ・今回の最大の要因である壁面看板の老朽化も含め、その他の看板も汚れなどが非常に目立っていた。 ・女医の先生にも関わらず、女性の雰囲気があまりしない看板になっていた ・患者層は高年齢化している そこで、当社ではまず今回の最大の課題である壁面看板に関して、3種類の提案を行いました。 ①表面をステンレスで歯の形にカットしたアクリル式電飾看板 ステンレスの板を歯の形で抜くことで、ステンレスのシャープさと、 歯の形で曲線にすることで、柔らかさを共存させることで、 インパクトのある看板です。夜は歯(白)の部分のみが光るため、 より歯科医院だとアピールできます。 、 ②アクリルBOX式壁面看板 アクリルが前面のため、全面から光が出るようになるため、 暖かい雰囲気を作ることができます。 入口付近をより明るくすることが入りやすさにつながります。 ③歯の形をしたプレート式看板 このタイプは外照式のものになります。形状から歯の形にカットすることで、目立たせることを意識しました。 まずはお客様が最も重要視している壁面看板を提案することで、今回の看板リニューアルの方向性を決めていきます。 今回は、費用の兼ね合いもあるため、素材を中心に、当社のお勧めの色でデザインを作成しました。 壁面看板と言っても、内照式(蛍光灯が中に入っている)・外照式(スポットライトを当てるもの)と大別され、同じ内照式でも、壁面看板のフレームがスチール・ステンレス・アルミと種類があり、それ以外にも今回当社が提案したようなアクリルのBOX式のものもあります。 なぜ今回当社がアクリル式のBOXを提案したかというと、歯科医院が2階にあり、若干入口付近が暗い雰囲気があったため、光が周りに逃げやすいBOX式を使うことで、入りやすさを演出することを意識しました。 また、今回は、歯の形で歯科医院の存在を訴求することにしました。実は曲線は女性的なイメージを与えるため、全体的に柔らかい雰囲気を与えることができます。 そのため、今回は女医の先生であることを伝えたかったので、全体的に歯の形が目立つことを意識しました。 色に関しては、前回が寒色系がメインだったこともあり、女性的な雰囲気や入りやすさを意識して、オレンジを基調に提案をしていきました。 また、与件ではありませんでしたが、看板のリニューアルは小出しに変更をしていくと効果が半減すること、また施工費が何度も掛ることは損になってしまうため、袖看板とスタンド看板のリニューアルも同時に提案しました。 スタンド看板に関しては、遠視効果を期待するよりも、駅へ向かう人が診療時間などに気づかないことがマイナスだと判断したため、近視効果を期待した看板にするようにしました。 壁面看板に関しては、金銭的には一番高いのですが、①のステンレスのタイプで決まりました。また、袖看板やスタンド看板も同時に対応して頂くことになり、完全リニューアル案が通ったため、統一して変更することのメリットを理解して頂けたことが非常に嬉しかったです。 以前先生が暖色系の看板を使っていて、色の劣化が激しかったという記憶が強かったこともあり、できれば文字などには紺色を使用したいという意見をあったため、最終的には当社の意見のオレンジと折衷案で両方共の色を活かしたデザインで決定をしました。
寒色系を使ってはいますが、オレンジをバランスよく使用することで、非常に明るい雰囲気になったと思います。抜き型を使ったステンレスの看板はまだ歯科業界の看板としては珍しいため、今まで患者層としては少なかった30代・40代ぐらいの方も興味を持ってくれる雰囲気になったと感じています。
一つ一つの素材や文字に意図を持ちながら提案をしています。しかし当社の提案が全てではなく、お客様の意見も取り入れながら、お客様が納得できる看板を作っていければと考えております。
看板・リーフレット・ホームページなどの問い合わせは 歯科業界専門看板会社 株式会社Dental Sign 担当 原 まで HP:www.shuukan.com メール:hara@shuukan.com 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県は無料現場調査・無料診断受付中 その他の県に関してもメールなどの問合せは無料ですので、お気軽にどうぞ!
袖看板に関しては、遠視効果が高く有効的だったため、前回同様に遠目から歯科医院と判るようなデザインにしました。前回は歯科医院名が判らなかったため、今回は歯科医院名を入れるようにはしました。
昼はステンレスの素材が非常にシャープでおしゃれですが、夜はステンレスが電気を通さないため、歯の形が浮かび上がります。
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3月 10th, 2009
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すっきり、オシャレになりましたが、費用ってどれぐらいなんですか?
3月 10th, 2009
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コメントありがとうございました。確かに最も気になりますよね。すみませんでした。
費用に関しては33万円(税込)なります。
この中には新規壁面看板・袖看板面板交換・スタンド看板面板交換・既存壁面看板廃棄代・袖看板及びスタンド看板塗装代・デザイン費・現場施工費が含まれています。できる限り現状のものを有効に活用しながら、効果的な提案するように心がけております。また工事などを一緒にすることで、軽減できる費用などをしっかり伝えることやできる限り金額に関しても幅を持たせて提案することを心掛けています。まずはお気軽に相談して頂ければと考えております。
3月 11th, 2009
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意外に安くてびっくりしました。
以前、美容室の50㎝四方の木製の袖看板をサンドブラストで作ってもらったら、それだけで10万円位したので、これだけしたらいったい幾らかかるのやらと思っていました。
何かの時のはご相談します。
3月 11th, 2009
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基本的には既存の看板の再利用の部分もありますので、費用ダウンが図れているのだと思います。金額がかかればかかるほど目に付く看板が作れるのは確かですが、看板ひとつひとつに役割をしっかり持たすことで、より効果的な看板作りを心がけております心がけております。何かありましたら、お気軽にご相談頂ければ幸いです。