歯科医院に来院する場合、あまり名刺を頂くことがありません。勤務医のいる歯科医院でも名刺を頂くことがないため、患者様が先生の名前を知らずして、最後まで治療を受診することもあるそうです。
特に勤務医の先生がいる場合、スケジュールの調整がつかずに、先生の担当制ができずに、毎回違う先生で治療をする歯科医院もあり、先生ごとに言うことが違うため、患者様が困惑することがあります。
この問題を防ぐことができるのも、名刺ではないでしょうか。名刺を渡すことで、患者様は誰がその話をしてくれたかを覚えることができます。また勤務医で曜日担当が決まっていれば、名刺に担当曜日を書いておけばいいのです。これをすることで、患者様が受付の段階で、その担当の方に継続的に見て頂ければ、日程の判断ができるのです。
名刺を渡すメリットは、患者様に名前を伝えることも目的ですが、担当した医師の方に責任を植えつける意味でもいい役割を果たします。
これは歯科衛生士にも同様のことがいえ、担当制にして、患者様に名刺を渡すことで、患者様の口腔内環境を管理するのは私ですと役割を明確化できるのです。
また、名刺には通常の氏名・住所・電話・HPなど基本的な要素を入れることはもちろんですが、裏面を有効活用して、紹介カードとしての役割をイメージした自院のアピールをしてみてはいかがでしょうか? 診療科目・診療時間はもちろんのこと、診療理念や自院の売りなどを書いてみてもいいと思います。
歯科衛生士の名刺には歯ブラシの仕方などのセルフケアの情報を書いてみたりするといいと思います。
戦略的名刺をぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
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