聴覚マーケティング編

メロディーやリズムは、顧客の気持ちを変えることができます。
一般企業ではこのような聴覚効果を認識し、肉がジュージュー焼かれる音や
新鮮な野菜をサクッと食べる音、ゴクゴクとビールを飲む音などを音響マーケティングとして、使用したりしています。
それでは歯科医院に置き換えたときに考えられること。治療による苦痛や痛みの次に嫌がるのが音と言われています。診療機器、特に切削器の音は、一度でも医院で治療を受けた経験がある患者様には非常に嫌われてるという事実を認識すべきです。
音楽を積極的に活用することで、この音の緩和をできるようにしてみてはいかがでしょうか?もちろん、音楽がうるさすぎるのは、患者様に迷惑になりますので、メロディーの起伏が激しくないような穏やかな曲が望ましいです。

ここ最近では待合室などで、TVを使って、ヒーリング風景とともに、音楽を流すところも増えてきています。非常に有効な方法だと思います。


臭覚マーケティング編

香りは頭脳を直接的に刺激するため、他の感覚よりも強い反応を引き起こします。
うなぎ屋ややきとり屋さんが店頭などで臭いを流すことで、何よりも広告効果になったりします。

歯科医院の場合、消毒薬などのせいで、独特の臭いがすることが多く、その臭いが嫌いで、歯科医院に行きたくないという患者様もいるくらいです。
そのため、この臭いをどうなくすかが重要なポイントになります。

最近ではアロマキャンドルなどを使ったり、微香性の香りを振りまいたりする医院も
出てきています。予防中心の気軽にこれる歯科医院を目指すなら、ぜひ、このような配慮が必要だと思います。

また、スタッフの方が女性中心になるため、香水などを使用している場合もありますが、これは好みが分かれるため、あまりおすすめできないかと思います。

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