看板を作成するときにデザインにおいて考えるポイントは6つあると言われています。

可視性が高い・・・見やすく、注目できるものがある

可読性が高い・・・文字が読みやすく、内容がすぐにわかる

造形性が高い・・・バランスやリズムに協調的であり、バランスがとれたデザイン

独創性が高い・・・個性も感じさせるものである

象徴性が高い・・・看板を見ると内容を暗示したり、象徴的なもの

親近性が高い・・・誰にでも受け入れやすいもの

になります。

当然ながら、全てを100%にすることを難しく、どの点かに力を入れたり、バランスを重視する必要性があります。

可視性や可読性を重視するのであれば、文字ができるだけ多かったり、文字と補色の色を背景に選んだりする必要性があり、どちらかというと、バランスは決められたサイズに大きな文字が入るため、崩れてしまう可能性があります。逆に造形性を重視する場合は、文字が小さくなり、可視性や可読性が弱まる場合も考えられます。

そういう意味では歯科医院の集患したいターゲットに届くために、どちらを優先にするべきかを考える必要性があります。

独創性や象徴性に関しては、歯科医院自体の存在が多い今、看板も特徴があるものを作ることにより、身近に覚えてもらえるものなどにするといいと思います。

昔と比較すると技術の発展とともに、FRPなどによる造形看板も価格が安くなってきていますから、歯の形や歯ブラシの形などの看板があってもいいと思います。

また、今後は予防歯科を中心とした身近な存在である歯科医院を目指すのであれば、親近性に関しても重視すべきだと思います。

そういう意味では、先生のイラストや動物のイラストなども効果的ですし、歯科医院のロゴによるブランド展開は非常に重要だと思います。

デザインに関しても、先生方の来院して欲しい患者様が明確になっているからこそ、判断基準が生まれると思います。ぜひ、対話を重視したデザインを心がけて頂ければと思います。

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