小児患者は、治療時の痛みに敏感になっています。痛みを想像させるような音や治療器具に拒絶反応を示します。診療時には仕方ありませんが、せめてリラックスできるように、子供が気をそらせるように準備しましょう。

小児患者様の気をそらすための配慮としては、

・待合室でのアニメビデオ放映

・キッズルーム完備

・絵本などの読み物の準備

・ユニットでのアニメビデオ放映

・保育士の完備 などがあると思います。


また、ここ最近では歯科医院様も独自の努力をしているところが多く、私が気付いた範囲で面白い試みだなと感じたのは下記のとおりです。

・待ち時間の間に好きな絵を書いてもらい、展示コーナーを設けて鑑賞してもらう

・ご褒美のがちゃがちゃをあげるようにする

・診療終了時のスマイルを展示して、コンテストをする

・歯ブラシのコンテストをして、きれいに磨けた人に賞をあげる


開業したての歯医者さんに、その傾向が強く見られ、自分たちがちょうど同世代の子供を育てていることもあり、子供たちに喜んで頂くことを楽しみながら率先してやっているように感じます。


子供向け対応を考えるとき、どうしても小学低学年以下を想定して対応をとってしまいがちですが、実は14歳まで小児の対象になっています。

高校生も含めて、待合室に備える読み物もそれぞれに合った用意することが重要です。


小児に対しての究極の対策とは、治療中心の診療から、予防中心の診療にかえることだと考えています。

痛いと思うから、歯科医院を嫌いになるのですから、定期健診を率先して進むことで、歯科医院は歯をきれいにしてもらえるところと考えてもらえるようになれば、最大の要因は解決できると思います。

また、予防中心の歯科医院に関しては、個別に手帳を設けて、歯の成長を記録しているところがあります。子供のころから、歯の状況を記録することで、乳歯から永久歯の過程も含めて、成長が判ると、子供ながらに喜びながら、手帳を作ることを楽しめるようになる効果があるそうです。


ぜひ、子供の気持ちを踏まえながら、子供にも好かれる歯科医院を目指してみてください。


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