今後の歯科業界において、居抜き物件における歯科医院の開業の成功というのが、ひとつのテーマになってくるように思っています。
6万5000件を超える歯科医院において、廃業する医院の数も増えているのも確かです。廃業する理由には、大きくは二つ。年齢やなんらかの諸事情で引退を決意する場合と、経営が成り立たなくなり医院を手放す場合が考えられます。
居抜き物件を引き継ぐ場合は、いずれの理由かを的確に把握して、今後の歯科医院の経営の判断に役立てる必要性があるのです。
前者の理由の場合は、今までの顧客を引き続き、継続して来て頂ける場合が多く、前任の先生によっては、顧客リストを残して頂ける場合もあるようです。
前任の先生と比較されるため、対応には比較的厳しさをもたれる可能性があります。
後者の場合は、なにが原因で経営が成り立たなくなったかをできるだけ聞いておくべきだと思います。
前任の先生の対応に問題があった場合は、逆に通常の対応をしているだけでも評価してくれる場合もあると思いまます。
いずれの場合でも顧客リストがある場合は、必ず引継ぎの挨拶を兼ねたDMを患者様にお送りすることは必ずやって頂くことをおすすめします。
居抜き物件のいいところは、
①低投資で開業できる(予め備品が揃っている)
②すでにこの場所に歯科医院があることを地域の人に知られている
③素早く開業できる ではないでしょうか?
当社で居抜き物件を対応させて頂いた場合、看板に関しては、先生のカラーがしっかり伝わる看板を作ることで、必ず看板が変わったことをアピールできるように心がけています。また、開業チラシやDMなどを送ることで、新しい先生になったということを必ず伝達するようにしています。
居抜き物件の場合は、素早く開業できる反面、引継ぎの兼ね合いがあり、余裕もなく、診療をしなければならないことも、多く、先生によっては、開業のチラシなどを配布しない場合もあるようです。
しかし、居抜きだからこと、地域の方々にしっかりと挨拶をすることは、より一層のアピールになるのだと思います。
開業において、既存の看板があるため、看板のリニューアルで、使えるものは必ず再利用する形での提案を実施します。
しかしながら、今までの看板を見て判断したうえで、看板の利用方法があまり、良くない場合は、追加で看板をつけたりすることもおすすめしております。
通常の新規開業と比較して、居抜き物件の場合は、設備が整っているため、閉院して、すぐに開業の場合も多いかと思います。とくに患者様を引き継ぐ場合は、治療途中の患者様も当然いますから、開業を急がざる終えない場合があります。
居抜き物件の場合は、看板に関する基本知識がないと、速度にも影響します。
当社は、その点では看板の基本知識、歯科業界の知識、両方ともを兼ねそろえていますので、力になれる自信がありますので、お気軽に問合せください。
その場合に注意していただきたいのが、看板・印刷物・ホームページなどの販促関連の統一感にあります。急いでている時に分岐発注をすると必ず統一感がないものが出来上がります。あとになって、落ち着いたあとに、修正したいという気持ちになることも多いそうです。
また、分岐発注に関しては、開業の忙しい最中、非常に管理も難しい場合もあるかと思います。本来であれば、当社のように看板・印刷物などを対応できるところに一括して、時間的にも・コスト的にもいいものができあがると思います。
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