歯科ドックってなに?」本日の日刊ゲンダイで特集が組まれていました。(そのことをTBSの昼の番組でも夕刊の先読み情報で取り上げていました。)


下記日刊ゲンダイより流用します。

そもそも保険がきく歯科検診があるのに、なぜ高い自費の歯科ドックが必要なのか?

「歯科検診は、悪くなった虫歯や歯周病を見つけるのが主な目的ですしかし、虫歯は治療しても元に戻りません。治療した歯の寿命は天然の歯に比べて短く、歯の少ない高齢者は病気になりやすいことがわかっています。また、歯周病は、がんや糖尿病、呼吸器疾患などとの関連が認められています。歯は全身の病気に関係する重大な臓器。虫歯や歯周病はならないように予防すべきなのです。だから定期的に口に潜む病気のリスクを調べる歯科ドックやデンタルドックが必要なのです。」

実際、歯を大切にすることは将来の医療費削減や病気予防につながる。

医療費についてのある調査によると、自分の歯がゼロの高齢者は、歯が20本以上残っている人と比べ、1か月の医療費が14,813円高かった。1〜9本残っている人と比べても6,556円も1か月の医療費が高かったのだ。

糖尿病、認知症、心臓などの循環器系疾患の人を調べたところ、やはり歯が少ないほど有病率が高いという。

「しかも歯科ドックやデンタルドックなら、命にかかわる口腔がんの前段階とされる口腔粘膜の病気の発見も可能です。」口腔がんの5年生存率は、初期なら100%近いが、進行すると70〜80%にダウン。手術で会話や飲食に障害が残ることもある。それだけに早期発見のメリットは計り知れない。

(中略) 歯科ドック内容・金額の説明

「日本歯科人間ドック学会では今年の2月から認定医制度を実施。登録病院や医師の名前をホームページで公表します。それを病院選びの参考にするのもいいかもしれません。」と記事が出ています。


この記事を拝見させて頂き、非常に端的な文章でありながら、歯科ドックの必要性を通じて、いかに歯が大切かが理解できたため、皆様に紹介させて頂きました。

歯の大切さを理解させて、デンタルIQを上げていくことこそが、予防中心の医療への近道と考えたときに、このような内容をマスコミをはじめ、歯科医院から発信していくことが、非常に重要になってきます。

昔に比べるとCMをはじめ、新聞や雑誌などでも歯に関する特集が増えてきているように感じます。高齢化が進むにつれて、歯に悩む方が増えている証拠ではないでしょうか。

今回のように費用の部分でも、損をすることがわかれば、患者様もさらに注目してくれるのではないでしょうか?

当社も的確な情報を集め、歯科医院の情報発信のお手伝いをしていければと思います。


追伸 前回予告した日本デンタルショーレポートは次回に説明させて頂きます。

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