2008年12月のアポロニア21に気になる記事がありました。
歯科医師会会員
あなたは常にインフォームドコンセントを心がけていますか?
はい89% いいえ0% ときどき忘れる 11%
あなたの説明に患者さんは納得していると思いますか?
はい 43% ときどき自信のない時がある 55% いいえ1% 無回答1%
市民
わかりやすい説明がありましたか?
はい 33% いいえ61% 説明があるときとないときがある6%
遠慮なく何でも相談ができますか?
はい 76% いいえ16% 記入なし8%
歯科医師会会員
次回の負担金額を事前に患者様に伝えますか?
はい16% いいえ3% 時々忘れる5% いつもではないが高額になるときは
知らせる75%
患者様が負担金額が高いと感じるのはいくらだと思いますか?
1位 3,000円以上 2位5,000円以上 3位2,000円以上
市民に聞いた場合は2,000円が一位だったそうです。
当社もリーフレットやホームページを作成する際に、インフォームドコンセントを重視していますとよく書くこともあり、先生方が意識されていることを十分に理解していますが、まだまだ患者様には届き切れていないのが現状のようです。
専門用語も含め理解している先生と、言葉を全く理解していない患者様とで、口頭で話をするので、どうしてもギャップが出てくるように感じます。
特に私も患者だった時を思い返してみると、レントゲンの見方が判らないので、なんとなく言っていることは判るのだが・・・ってなっていた気がします。
レントゲンの見方も含め、患者様に手渡しできるツールの必要性をすごく感じています。患者様でも簡単に理解できるような目線でのインフォームドコンセント用の辞典のようなものがあると少しは改善するのかなと感じました。
また、金額に関しては、払えない時は患者様も気まずいものです。
ぜひ、受付の方の協力を仰ぎ、費用の告知をしてもらいたいと感じました。
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12月 4th, 2008
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口頭での説明は 意思が10%程度しか伝わらないと以前活字を見た記憶があります。 インフォームドコンセントは繰り返しの説明が必須ですね。
12月 4th, 2008
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こんばんは 私も、アポロニア21はよく読んでおり、今では愛読書となっております。書かれていることは、数字を見ても大体確かにそう思います。昔の話を出すと大変申し訳ないのですが、医療は現在みたいにサービス業と言われるようなことは一切なかったと思います。インフォームドコンセントという言葉が出始めたのをきっかけに、医療はサービス業と言われるようになったと私は思います。昔の医療は今ほど説明はすることもないですし、また患者さん達からも聞かれることはほとんどなかった。ですが、今は説明を重視する。こちら側は満足、患者さん側は不満足といったギャッブはかなり生じているみたいです。どうすれば、納得治療となるのか私も悩んでおります。
12月 6th, 2008
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コメントありがとうございました。口頭で話をするよりは、目で見れる資料があると安心するのだと思います。あと先生と、スタッフの方たちが説明をするなかで、資料があることは説明が最低限一定化できるメリットもあるかと思います。
12月 6th, 2008
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いつもペタもありがとうございます。アポロニア21に関しては、非常に歯科医院の流れを知ることができるため、当社も定期購読させて頂いております。確かに競争が激化するタイミングの流れの中で、差別化を図るためにインフォームドコンセントが出てきたように感じます。患者目線を重要視することは、とても大切なことだとは感じます。テレビも始め、色々な雑誌で歯科関連のことが取り上げられるようになり、日本全体でデンタルIQが挙がって来ているように感じます。そういう意味では情報を的確に提供することこそ、患者様との関係性を築く上で大切なように感じます。
患者様の立場で考えたときに、自分の都合の悪い診療内容の説明に対しては、不満足が残ってしまうことも多いと思います。そのため、不満足な内容になりそうな時こそ、細心の注意を払うことと、極力患者様に伝えたという事実が残る資料を渡せると一番いいのではないかと考えております。