壁面看板は、主にお店の入り口の上にある誰もが目にする歯科医院の顔となる看板です。
そのため壁面看板が、歯科医院の外観イメージの重要なウエイトを果たしていると言っても過言ではないでしょう。また、看板に個性が少ない歯科業界においても、最も個性が表現できるのが壁面看板ではないでしょうか?壁面看板ほど、いろいろな仕様で作成している看板は少なく、またお客様の意思を反映できる看板はないといえます。
特に歯科医院の壁面看板を作成する時にこだわって欲しいポイントは遠視・中視・近視。
入口の上が中心とは言え、道幅などを意識してみると、意外に使い方が変わってきます。
道幅が2.3m以内の場合は、患者様は建物に近づいた状態で見上げるように見ます。あまり大きすぎると読みづらい場合もあるため、その場合は情報伝達の要素も含めた看板の方がお勧めです(中視・近視の考え方)
道幅が5m以上離れる場合、逆の歩道からの認識を考慮し、目印としての看板の役割を重視したほうがよく、お店の名前・形態などの必要最小限の情報を伝えることも目的とすべきです。(遠視の考え方)
どちらを意識するかは、歩行者の量も意識しなければなりません。当然ながら、5m以上の道幅があるような道路の場合は、逆の歩道からの認識をあきらめてしまうことも方法のひとつです。
その他壁面看板のポイントとしては、まず一つ目の判断基準は内照式・外照式・電気無しの大きく区別すると3種類に分かれる照明の方法になります。
次に、外照式・電気無しの場合は、素材選びになります。素材などで個性を出したい歯科医院様には、外照式をお勧めしています。
医療の場合は、外が暗いと入りづらいとの声が多いため、比較的多めの照明を使うことをお勧めしております。
最後に費用の部分です。色々な手段が取れる分、その他の看板に比較すると、金額に幅があります。看板で最も大切なのは先生方が伝えたい内容を患者様に伝えること。そのため、費用から壁面看板の種類を決めるのも、方法のひとつです。
壁面看板
袖看板(突き出し看板)
建物の壁面や支柱を利用して設置される看板を袖看板とか突き出し看板といい、その規格が行政の許可範囲内であれば、行政からも設置が許可されます。 一般的な許可規制は、 歩道の上空に突き出し看板を設置する場合、道路境界からの出幅が1m以下で、路面から看板の下端までの高さが2.5m以上であれば許可できます。 ただし、歩道幅が狭い場合、車道路面から看板下端までの高さが4.5m以上必要となることがあります。また、車道に関しては、道路境界からの出幅が1m以下で、路面から看板下端までの高さが4.5m以上であれば許可できます。 建物から垂直に医院名を掲げることはできるのは、基本的にはこの突き出し看板と、スタンド看板になります。基本的にはスタンド看板は敷地以外に置くことは違法のため、たとえ、1m以内とはいえ、道路にはみ出すことができ、行政の許可を取ることが可能な突き出し看板は、コンプライアンスを重視される医療業界にあいて、とても重要な役割を果たすことができます。 基本的には、以前ブログに掲載した遠視の部分の役割を果たすことがほとんどで、ここに○○歯科医院がありますと歯科医院の存在を知らすのに使用するのが一番だと思います。空いたスペースには、以前なら電話番号が、最近はホームページアドレスが入ることも増えてきています。 よく、ホームページなんか入れても誰もメモらないというお客様がいらっしゃいますが潜在的にあることをわからせておけば、検索するときに対象に間違いなくなる可能性が高まります。最近は、歯科医院を選択する際にホームページで下調べをする患者様が増えてくるので、当社はむしろホームページを推奨しています。 患者様が来院に迷われることが多ければ、一度突き出し看板の見直しを図るといいかと思います。
また、自立式の誘導看板を考えるとき、この袖看板を角パイプとの組み合わせで使用しています。(コインパーキングのP看板はほとんどこの方法)最も廉価な自律看板です。
郊外型の車社会の場合は駐車場告知も重要な役割を果たしますので、ぜひ、利用してみてください。
看板素材の選び方
看板の素材で一般的なものは、スチール(鉄)・アルミ・ステンレスになります。
錆びづらいなどの耐久性の順位は、スチール<アルミ<ステンレスになり、またこの順番はコストの順番でもあります。
歯科業界の看板では耐久性の高いステンレスが使用されていることも多いかと思います。
ステンレスは高級感があり、また耐久性に優れています。唯一の欠点は一般的には、看板の周りだけステンレスが使用されているため、中の骨組みは、スチールを使用しているため、実は中から錆びる欠点があります。スチールに関しては、耐久性が弱い欠点はありますが、加工や塗装などがしやすいなどの利点や何よりも価格的な利点があります。
アルミに関しては、加工の汎用性などはありませんが、最近では耐久性が非常に良くなってきていることもあり、一般的に一番使用される商品になってきています。その他の素材に比べると、軽いというメリットもあります。個人的には、コストパフォーマンスを考えるとアルミが一番お勧めです。
ここ最近では今までのステンレス・アルミ・スチールといった無機質素材から、石や木などの自然・手作り感の素材が増えてきていることも、着目して頂きたい部分です。特に木目調などは、本物の木を使用していることももちろんありますが、フェイクシートも非常に質が上がってきているため、今後急速的に増えていくのではないでしょうか?
歯科業界でも、今までの青や緑といった一般的な色使いから、ターゲットを意識した色使いに変化を遂げようとしています。素材に関しても、もっともっと横並びの考え方を変えて、色々な着目点から、選んでみると、他の医院では表現できない優しさが患者様にお伝えすることができるのではないでしょうか?
今、歯科業界が抱えている保険社会日本の弊害である痛くなったらいくところ「歯科医院」から、予防中心とした楽しみながらいくところ「歯科医院」に変わるには、癒しだったり、なごやかな雰囲気が大事になってくるように感じます。
そういう視点から、当社も木目調を中心にフェイクシートによる看板の演出が増えていくと考えています。
歯科医院のブランド確立は看板から。
せっかく高額で作ったホームページやリーフレットなどの販促ツールも、来院した時の看板などの外観の雰囲気が違うと、期待してくる分、よけいに違和感があったりします。
患者様が最も目にする看板。以前のブログでも触れましたが、第一印象の形成要因は、視覚55%と瞬間的に形成されるイメージはやっぱり見た目が一番重要だと結果が出ています。
歯科医院において、この視覚を効果的に表現するものが医院のロゴだといえます。 そのため、いかに医院のロゴにこだわりを持つのかが歯科医院の集患において、大切な役割を果たすのではないでしょうか? 以前の歯科医院のロゴというと、動物、植物などの表現が非常に多かったと思います。一般歯科中心の診療だったため、どなたでもわかりやすく、親しみやすいロゴを意識したからだと思います。 今後は恐らくロゴに関しても、ターゲットによって変わってくるのではないでしょうか?小児歯科中心なら、動物。インプラント中心なら高級感を感じるもの、審美歯科中心なら、女性が好む曲線的なロゴなどなど、来てもらいたい患者様が明確であればあるほど、ロゴが活きてくると思います。
また、看板を製作する際に、ロゴの作成、もしくはキー色の決定をして、同じイメージの中で、リーフレット・ホームページ・診察券・院内ツール・封筒・折込広告・リコールハガキなどを作成することで、統一感をだし、歯科医院のブランドイメージを確立することが認知度を上げるうえで、重要になっています。
集患の鍵は看板とセールスプロモーションを複合的に展開することにあり
都心部の雑居ビルの場合は、2階以上の歯科医院が多く、女性の患者様が入りづらい状態になっています。 そのため、女性の患者様が入りやすくするには、せっかくきれいに作った院内を見せるのも重要なポイントです。 また、医療法を考慮すると、どうしても先生方の患者様への伝達したい思いが伝えきれないのが現実です。そのため、看板を中心にリーフレット・ホームページ・院内ツールといった販促広告も含めた複合的な展開をすることで、統一感をもちながら、患者様への思いをしっかりと伝達することを意識しましょう。 複合的な展開を考えたときに、最も低コストで、伝達しやすいのが、スタンド看板になります。そのため、当社では戦略的スタンド看板と位置づけ、製作時に特に力を入れています。 ちなみに当社のホームページ集患.com http://www.shuukan.com/set.html で 電飾スタンド看板・リーフレット・撮影をセットでキャンペーンをやっています。 ぜひ、興味のある方はご確認頂ければ幸いです。。
遠視・中視・近視
以前のブログと重複しますが、看板の製作時で最も大切なのが「遠視・中視・近視」の考え方です。
遠視 歯科があることを認識させる。小さい看板でも、訴求方法一つで、歯科と認識させることは可能です。
中視 歯科の特長を認識させる。診療時間・ホームページ・土日診療・診療科目・駐車場の有無など、他の医院との差別化できる部分を訴求します。
近視 診療時間・休診日・診療科目・電話番号・ホームページなどの詳細情報を伝える。患者様が必要な情報を伝えることを意識しましょう。
また、18年4月の第5次医療法の改定より、院内などの写真の使用が可能になりました。今まで以上に告知できる内容も増えているため、近視をいかに充実させるかは、今後、重要な患者様の判断材料になってくるでしょう。
この遠視・中視・近視の視点を持ち合わせると既存の歯科医院で、訴求が弱いポイントが判り、看板リニューアルの際に、どこから付け加えていくべきかが判ります。
どの看板が遠視・中視・近視に向いているかは、建物の形にも影響が出てきますので、注意して判断してください。
ちなみに、遠視を考える際に、歩行者を意識するならば7m。自動車からの認知を想定するならば、60m先が認知できるかが目安になることも忘れずに考慮してください。
当社では、立地環境を判断した上で、どの位置にどの役割を果たせる看板を設置すべきかを、先生と対話しながら、ご提案させて頂きます。
近隣に、商業施設・バス停・医療機関など人通りの導線に影響がでるものがある場合は、それも念頭に置いた上で、提案しますので、ご安心してお任せ頂ければと思います。
看板の色にこだわりを持とう!
若干ホームページや今までのブログと重複する部分がありますが、看板を作る上で大事な着目点をシリーズでお伝えします。
題して「看板の処方箋」 第一回目のテーマは「色」です。
歯科業界の看板と言うと、青や緑の色を使い、医院名だけの看板を思い浮かべるのは私だけでしょうか?確かに気持ちを落ち着かせる青、健康や安心感をイメージさせる緑は、色の選択としては、正しい色の選択だと思います。
しかしこの色の選び方は、患者のターゲットが絞れていない保険治療中心の今までの色の選択ではないでしょうか?今、歯科業界は飽和状態になりつつあり、勝ち組・負け組が生じてきている中、選ばれるための各医院ごとの売りを患者さまはしっかりと見比べています。また、歯科医院もインプラント・審美歯科・予防歯科・歯周病治療・ホワイトニングなどなど来院して欲しい患者様が昔より鮮明に見えています。そのことを考慮すると、集患したい患者様の年齢・性別などを意識した看板の色を選択することもできるのではないでしょうか?
また、最近は、色だけではなく素材などでも医院の雰囲気を伝える努力することもできます。
それではどのような視点で色を検討することができるのでしょうか?
①色の打ち出す特徴を最大限理解する。
上記の表のように一般的に色には、見たときの感じる特徴があります。
その意味合いを考えて色を選択する。
② 周囲の色との対比を意識する また、同じビルまたは、隣のビルの看板の色も考慮するべきだと思います。 その際にポイントとなるのが、色相環です。色相環上で、反対の色が補色と言われ、最も色をひきたたせる関係と言われています。 ③医院が求める患者層を意識する ターゲットとする患者の好みの色を考慮するのも方法のひとつです。
④建物の色と形でバランスを考慮する 外壁の色や形も、先程の色相環を基準に考慮する必要性があります。
⑤地域の条例等を確認する
先日、周囲の歯科医院がすべて緑なのに関らず、新規の歯科医院の看板でも緑を使っている歯科医院がありました。せっかく色で特徴が持てるのに、非常にもったいないと思います。
京都、鎌倉などの都市には景観条例があり、自由に色を使用することができません。
上記の検討方法などを中心に色使いを検討して頂き、来院して欲しい患者様にメッセージが届くような看板作りを心掛けてください。
集患マーケティングで最も大切なのは看板!!
当社が看板を大切にする理由は
①看板を見る方は、近くに住んでいる方か、近くに勤めている方が多く、最も歯科医院を選ぶうえで大切な利便性というハードルをクリアしている。また、その他の集患ツールに比較すると、長期期間利用できるため、費用対効果の効率も非常に高い
②初診の患者様の40%は通りがかりの客という数字データがあるなど、看板による来院は、高い割合を示している。また、第一印象の形成要因は、視覚55%、聴覚33%、言葉7%と言われ、瞬間的に形成されるイメージは見た目が最重要。
③来院して欲しい患者層を意識するデザイン・訴求告知をすることで、より効率的な集患を実施できる
④歯科医院の集患マーケティングのツールの最も始めに作るものは看板!!歯科医院のブランディングは必ずここから始まります。HPを見て、あまりに違うイメージだと気付かない患者様もいます。
⑤看板からホームページの告知、リーフレットへの誘導など複合的なマーケティング戦略において、とても重要な役割を果たしている。
とこれだけの重要な理由があります。昔のように待っていれば患者様が来院する時代ではありません。より多くの医院から選ばれるためには、看板をもっと大切にして欲しいと思います。
「集患」
当社のホームページのタイトルです。
「看板を作ることに満足していませんか?」
「リーフレットやホームページで自分の意見を出張をすることに満足していませんか?」
どこか販促ツールを作ることの大変さからか、作ること自体に満足してしまい、本来の意味での患者様へのメッセージという大事な詰めの部分が欠けているように感じることが多くあります。
最ももったいないなと思うのは、せっかく高い費用をかけてホームページを作ったのに、看板やリーフレットに告知していない医院様が多いこと。
これってせっかくの努力を無駄にしているって思いませんか?
これも患者様へ伝えたいという思いが強ければ、そういう工夫を考えると思います。
当社では、「集患」というテーマを大切にすることで、販促ツールを作るということに目的を置くのではなく、本来の目的である
「来院して欲しい患者を集めること」という視点を守り抜くことで、より意味のあるお手伝いを常に心がけています。
そのため、歯科業界専門の看板会社「Dental Sign」ですが、看板屋ではなく、集患屋のプロになりたいという思いから、この名前をつけました。
ぜひ、ホームページも拝見して頂ければと思います。
保険・自費診療・訪問診療・医療法人ネットワークなど歯科医院の戦略・組織にあった集患案を提案します
一番始めに当社と他社との差別化で歯科医院の売上とは、
患者様の数×来院回数×1回あたりの売上金額になり、
①患者様の数=新しい患者様を増やすためのマーケティング対策
②来院回数=リピートの患者様を増やすためのマーケティング対策
③1回あたりの売上金額=自費治療の患者様を増やすためのマーケティング対策
をどのように理解して、集患マーケティング戦略を掲げていくかが、非常に大事かを説明させて頂きました。
http://ameblo.jp/shuukan/entry-10109659694.html
この考え方を理解した上で、保険治療・自費治療のどちらかを重視していった方が、望んでいる患者様に思いを伝えることができるのかが判ると、自然とどのような集患案を展開していけばよいのかが判断できます。
この判断をする上で、当社が最も重要視しているマーケティング用語が、最寄品、買回品です。
●最寄品 日常的に高い頻度で購入するもの、価格も安い。例としては食品やトイレットペーパー、洗剤など。スーパーなどの最寄の店舗で購入するので、このように呼ばれる。
●買回品は、機能や品質、価格などをかなり考慮していろいろな店舗で見比べて購入するもの。価格も最寄品よりも高い。例としては、家電、衣料品、家具など。
のことをいいます。
これを歯科業界に当てはめてみると、
一般歯科(保険治療)=最寄品
矯正歯科・インプラント・ホワイトニングなどなど専門的なもの(保険外治療)=買回品
になります。
この考え方を理解していると、歯科業界における集患手段が見えてきます。
一般歯科の対策は最寄品のように、数ある歯科医院の中でも身近な存在になることがポイントだと思います。そのためには、周囲の人に歯科医院の存在を知ってもらうことが最も重要なカギになります。つまり看板が最も大切なツールだと思います。
また利便性が大事になるため、ホームページでも告知しなければならないポイントが非常に明確にあります。
保険外治療の対策は、買回品のように見比べて決まるもの。つまり、患者様が数ある歯科医院から選ぶ中での情報を判りやすく提示することがポイントです。
つまり、比較検討の情報を提供しやすい、ホームページが最も大切なツールだと思います。
また、訪問診療の場合は、非常に特殊な分野です。本格的な場合は、ヘルパー様が実質の依頼の管理をしていることが多く、医院での告知がそのまま伝わるとは限らないからです。
しかしながら、今後の高齢化において、ますます重要視される分野ですので、院内告知・オリジナルホームページ・オリジナルリーフレット・カーマーキングなどなど、さまざまな展開をお手伝いさせて頂いております。
また、医療法人であることで、ネットワークがあることの安心感や、新しい医院の充実した設備の利用、ネットワークによる知識の流用など、さまざまな部分で見られる
医療法人ネットワークの信頼性をしっかりと告知できるように当社ではご提案させて頂きます。
当社ではいろいろな戦略や組織の現状を把握することで、その環境にあった集患案はどのようなものなのかをしっかりした対話の中で検討しながら、提案していきますので、今置かれている環境をお教え頂ければと思います。