集患マーケティング戦略のすすめ

株式会社デンタルサインのブログです


日本臨床歯周病学会

3月1日の日本臨床歯周病学会の関東支部の教育研修会に、当社のいつもお世話になっている内装会社株式会社タクミクレストhttp://www.takumi-c.co.jp/の懇意で、

ブースを間借りすることになり出展することになりました。


株式会社タクミクレスト様は、歯科業界専門の内装屋さんで、無添加住宅をメインにされています。無添加住宅とは、シックスハウスなどに悩む方などを対象に、化学物質を使わず、天然素材にこだわった正真正銘の健康住宅になります。

素材は、しっくい・米のり・柿渋・ムク材・天然石・炭化コルク・コーラルストーンなどを使います。歯科医院も当然ながら、医療機関になりますので、様々な方と接触する機会が多いため、このような健康な建物である必要性が強まって来ているといえます。通常の建物と比較すると、インフルエンザなども感染しづらいというデータもあるそうです.。今後、医院の改装を検討されている方にはぜひ取り入れて頂きたい視点の一つではないでしょうか?


さて、今回の当社のブースでは下記のようなものを準備しております。

①当社オリジナルチラシ 第2弾(今回のためにリニューアルしました。)
集患.com  看板・販促広告など複合的なマーケティング戦略で歯科医院の集患をお手伝いします。-92

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最近、既存の集患マーケティングのお手伝いをすることが多く、リーフレットの需要が増えてきているため、リーフレットに関して細かく載せてみました。



②スタンド看板 ポスターの挟み込みができる片面のスタンド看板を準備させて頂きました。看板屋の当社では屋外で使用できる油性のポスターを準備できますので、屋外でも・屋内でも使用できる情報が発信できやすいポスター式の提案です。今後はこの中のポスターを随時提案していこうと考えております。

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今回のポスターに関しては、もちろん歯周病に関する広告表示を準備しています。

③団塊の世代向け歯周病予防リーフレット

今までもお話していた団塊の世代をターゲットに絞ったリーフレットです。

印刷までは間に合いませんが、出力を準備してでも間に合わせようと思っています。完成したら、ぜひご紹介させて頂きます。


④妊婦歯科治療リーフレット・ポスターになります。

ここ最近、ご紹介させて頂いたものですが、より多くの医院様から、情報を発信していけたらと思っていますので、今回のブースでも持っていきます。

その他資料として、看板を作成する上での法規制について(歯周病編)と、

歯周病対象者は、高齢者が多くなることが予測できるため、高齢者対策に関する色などの注意点をまとめたものを準備する予定にしております。


どうにか1日に間に合わせようと、現在必死に準備を進めております。もし、このブログを拝見して頂いてる方で、日本臨床歯周病学会の方がいらっしゃいましたら、ぜひ声を掛けて頂ければ幸いです。

お会いできることを楽しみしています。


また、歯周病に力を入れている先生で興味がある方がいらっしゃいましたら、個別に資料をお送りしますので、お気軽に問い合わせ頂ければと思います。


看板・リーフレット・ホームページなどの問い合わせは

歯科業界専門看板会社 株式会社Dental Sign 担当 原 まで

HP:www.shuukan.com

メール:hara@shuukan.com

東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県は無料現場調査・無料診断受付中

その他の県に関してもメールなどの問合せは無料ですので、お気軽にどうぞ!



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妊婦歯科治療院内ポスター完成!!

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産まれてくる赤ちゃんへ大切な贈り物妊婦歯科治療のすすめ〜のリーフレットに

伴い、院内ポスターを製作いたしました。


コピーとして

出産を控えている患者様に

授乳中の患者様に

3歳までのお子様がいる患者様に

かかりつけ医として知っておいて頂きたい歯に関する知識があります。

将来お子様が困らないすこやかな歯を育てるために、

当院とともにお口の中の環境に気をつけてみてはいかがでしょうか?


という文章を入れさせて頂きました。

せっかくリーフレットを院内に置くのであれば、受付の周りにおいて埋もれてしまうのではなく、しっかりと活用できるものでありたいと考えております。


妊婦歯科治療と書くと、出産すると終わりというイメージがあるため、院内のポスターは授乳中の患者様、3歳までのお子様がいる患者様という言葉もいれました。


これは、薬などの影響を受ける授乳時にも、しっかりと妊婦歯科診療が必要だという認識を持ってもらいたいという思いからです。

また、3歳までのお子様がいる患者様というのは、最もお母さんが気になる母子感染の問題は、むし歯菌が、子供の乳歯が生え揃う1歳7ヶ月から2歳7ヶ月の間の噛み与えなどで発生することを考えると、3歳までを目安にお母さんの口腔環境は子供のために守らなければならないということを伝えたいからです。


ぜひ、このポスターもリーフレット同様に合わせて使って頂ければと考えております。


A3サイズ(W420×H210)でポスターのみ15,000円(税別)

リーフレットと同時発注の場合は10,000円(税別)で販売させて頂きます。

(但し梱包発送費別途)


もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡を頂ければ幸いです。


申込方法

メールまたはFAX

住所・医院名・電話・FAX又はメールアドレス・数量をお教えください。


個人情報になりますので、直接メールまたはFAXをお勧めします。

メール hara@shuukan.com

FAX  050-3581-4060


デンタルサイン 担当 原 090-1055-4831

(ご不明な点は、外出がちのため、携帯に直接ご連絡を頂けると助かります。)


看板・リーフレット・ホームページなどの問い合わせは

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当社オリジナル集患リーフレット第一弾 妊婦歯科治療リーフレット

以前、このブログで妊婦歯科治療についての説明をさせて頂きました。

http://ameblo.jp/shuukan/entry-10176847347.html

実はこのブログに大変興味を持って頂き、ある歯科医院様から妊婦歯科治療のリーフレットがないかとの要望があったため、このたび、当社オリジナルの集患リーフレット第一弾として、妊婦歯科治療リーフレットを製作いたしました。

恐らく看板屋で、歯科業界のオリジナル集患リーフレットを作るのは初だと思います。


お話を頂いてからも、営業をしながら色々な医院様とお話をさせて頂いたり、今回は、当事者になりうる可能性のある妻などにも協力を頂き、約3か月をかけて、ようやく完成のめどが立ちました。おかげさまで非常に意味のある内容のものができあがったと感じています。

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妊婦歯科治療のすすめ〜産まれてくる赤ちゃんへの大切な贈り物〜


仕様 コート四六判110kg 仕上がりサイズ H210×W100mm×6頁:巻三折

内容は

①妊娠中の治療について知っておこう

(妊娠中の治療できる期間・診療上の注意・薬の影響・レントゲンの影響・局部麻酔注射の影響)

②妊娠中はなぜお口の環境が悪化しやすいかについて

③妊娠中の歯ブラシの選び方

④妊娠中に起こりやすいお口の症状を知っておこう

⑤一緒に守ろう母さんの歯・赤ちゃんの歯と題して、歯を守るための取り組み方

・食後に水を飲もう

・フッ素やキシリトールを活用しよう

・食生活に注意しよう→妊娠中に必要な栄養素

⑥母子感染について知っておこう

⑦予防治療をしっかり受けよう

⑧出産後の歯磨きについて 

になっています。


妊娠適齢期の女性の特長の一つとして、子供は母親が自分を表現する手段として位置付ける傾向があり、自分が実現できなかったことを、子供には実現させてあげたいという欲求が強いと言われています。そのため、予防歯科の必要性を知っていても自分自身のことだけでは取り組めなかった方も、子供のためという動機があれば、必死に取り組むことができる可能性があり、予防歯科の患者様を定着する切り口としては重要な役割を果たすと予測できます。


以前ブログでも話をしたとおり、現在の歯科業界の流れは、治療から予防に移りつつあります。医院同士の競争が激化する中で、固定客をつかむ必要性が重要視されており、定期的に来院して頂く、予防歯科こそが、今後の歯科医院において大切な役割を果たすと考えることができるからです。

集患マーケティング戦略をお手伝いする当社でもいかに予防歯科を定着させるかという課題によく直面します。

予防歯科の重要性を理解して頂くことは、当事者に直接お話をしてもなかなか伝わらないことを考えると、いかに患者様に理解してもらえてたとして、その重要性を、口コミとして伝染することは非常に難しいことのように感じていました。特に歯周病予防に関係しない若い20代・30代の方は、なかなか痛さ・怖さも伴わないため、意識できないのではないでしょうか。しかし、この20代・30代においても口腔内の環境を絶対に無視できないタイミング、それが妊娠時期なのです。赤ちゃんの口腔内にはむし歯菌はいないこと。そのむし歯菌を伝播するのが、赤ちゃんへの母子感染だという事実です。また、妊娠時期は治療が難しい時期もあるため、いかにむし歯が軽度のうちに治療するかも重要だと伝えることができれば、より予防歯科定着へのきっかけができるのではないでしょうか。

また、むし歯菌の一番定着しやすい時期が、1歳7ヶ月〜2歳7ヶ月という期間であることもポイントです。妊娠から始まって、実に約3年から4年間、予防歯科に来院する可能性があるのです。この間にしっかりと関係性が構築できれば、今後も子供の治療も含めて、予防歯科として、必ず来院する関係になれるかと思います。

このリーフレットはこの部分がしっかり伝わるように、母子感染について説明して、

下の部分で定期健診のすすめと、妊娠時期にかかりつけ医を持つことを勧めるようにしています。また、赤ちゃんができた後の簡単な歯磨きの諸注意などもに触れていますので、出産で終わりとならないように、また出産後来院した方にも渡せるように配慮しています。


また、妊娠中の母子感染や食生活などの注意点は口コミが発生するポイントの一つである患者様にとっての有益な情報に当たります。最も歯に関して不安になる時期でもあるため、的確な情報を提供することで、患者様との関係性を構築できる絶好の機会なのです。

予防歯科の重要性を伝えることができなくても、妊娠中の予防歯科の重要性は間違いなく伝えることができるはずです。その口コミを発生させるためには妊婦歯科治療のリーフレットを渡すことで、正確な情報を与えることが非常に重要だと考えております。


そして最後になりますが、何よりも今後、子供が欲しいと考える親の立場として、この情報をしっかりと歯科医院から発信して欲しいと考えております。


今回はできるだけ多くの医院様に使って頂きたいという思いもありまして、

このリーフレットに関しては、

100部 20,000

200部 30,000

500部 50,000円 (税込・梱包発送費別途)
と比較的低価格で販売できるようにしております。


もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡を頂ければ幸いです。


申込方法

メールまたはFAX

住所・医院名・電話・FAX又はメールアドレス・数量をお教えください。


個人情報になりますので、直接メールまたはFAXをお勧めします。

メール hara@shuukan.com 

FAX  050-3581-4060


デンタルサイン 担当 原 090-1055-4831

(ご不明な点は、外出がちのため、携帯に直接ご連絡を頂けると助かります。)



実は第一弾は妊婦歯科治療でしたが、第2弾のオリジナル集患リーフレットにすでに着手しています。来月までには発表できるかと思います。


当社は、歯科業界専門看板会社として、歯科業界に特化して、色々な先生方とお話をさせて頂いたことをベースに今後も意味のあるリーフレットを作っていこうと考えております。

興味のある内容がありましたら、ぜひお声をかけて頂ければと思います。


追記

今回のリーフレットに関しては3月初旬発送予定になります。

実際の内容をご確認したい要望がありました。

歯科業界従事者の方にはサンプルを郵送させて頂きますので、ご希望をメール頂ければと考えております。

尚、このブログを通して一般の妊娠中の方で内容を知りたい方も、お気軽にご要望ください。メールにてお送りすることは可能です。



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その他の県に関してもメールなどの問合せは無料ですので、お気軽にどうぞ!


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歯周病予防の情報発信を積極的にしていきましょう!

平成177月の香川県老人医療費適正化に関する検討委員会の調べによると、

患者1人あたりの一か月平均医療費

歯の数が多いほど医療費が低い!!

04歯 29,350

59歯 27,476

1014歯 23,627

1519歯 22,725

20歯以上 19,750

歯周病が軽度なほど医療費が低い

患者1人あたりの一か月平均医療費

歯周病なし 18,764

軽度 21,280

中等度 23,361

重度 22,512

非該当(歯なし) 32,125

上記の結果をみるといかに口腔内の環境が、健康と密接しているかが理解できる。特に歯周病に関しては、生活習慣病として注目されており、歯周病は歯の喪失をもたらすだけでなく、その細菌が作る毒素が入ることで全身の健康に影響がでます。

歯周病であると

●心臓病を引き起こす確率が通常の3

●糖尿病 糖尿病の合併症で歯周病が悪化。その逆もあり。

●肺炎 高齢者は歯周病菌などによる誤嚥性肺炎になりがち

●低体重出産・初産 低体重児出産率は通常の7倍以上

●骨粗鬆症で歯周病が進行するリスクは2倍と言われている。

歯周病の対象者であるはずの高齢者が増加いていて、国民医療費や高齢化率は伸びているが歯科医療費が増えていない現状。

歯周病疾患健診は40歳・50歳・60歳・70歳の10年きざみでしか受けられない。

医療費の自己負担が多くなれば、自発的な歯科健診を受ける医療が低下する


歯科疾患の発見が遅れ、重症化する


生活習慣病にかかるリスクが高まる


生活習慣病にかかってはじめて治療を受ける


国民医療費がアップ

この負のスパイラルに知らず知らずのうちに患者様の大半が陥っているのです。

この負のスパイラルから脱出させることができるのは、歯科医院の力にかかっているといってもいいと思います。

歯周病から歯を守ること

これは患者様の全身の健康づくりに貢献できる

将来的に患者様のかかる医療費の負担を守ることができる

そして何よりも歯を守ることで、自分の口でおいしく食べることができ、また噛むことで、

生活に潤いを与えることができるのです。

ぜひ、この大切なことを情報として発信していって頂ければと思います。

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団塊ジュニア世代のマーケティング

マーケティングを考える時に、重要な視点のひとつとして地域の人口特性が挙がられます。地域によって、どの年代が多いのか、また人口の多い年代はどのような特長を持っているのかが判ると、より患者様へのアプローチの仕方が具体的になってきます。

以前触れた団塊の世代と並んで今後、視野に入れていくといいのが団塊ジュニア世代になります。

一般的には団塊の世代ジュニアは、71年から74年生まれといわれます。この間に生まれた子供の数は800万人。しかし実はこの間に本当の団塊ジュニアは400万人以下しかいないという結果になっています。この年代のことを「ニセ団塊ジュニア世代」と捉えることができます。逆に73年〜80年生まれた子供の数は約1454万人もいて、そのうち本当の団塊ジュニアの数は約924万人で、実に64%が該当することになっています。そのためこの年代こそが「真性団塊ジュニア世代」になります。


なぜこの区分けが重要かというと、あくまで人口の多い「第二次ベビーブーム」すなわち「ニセ団塊ジュニア」をターゲットにするのか、団塊の世代の子供として新しい価値基準をもつ「真性団塊ジュニア」をターゲットにするのかで、特長が全く異なるのです。


真性団塊ジュニア世代の特長は、

●現状肯定志向(上昇志向がない。郊外中流平等均質社会育ち)

●自己最適化(他人と競わない。自己満足。自分らしさ志向。他者意識が弱い)

●自己関与性(プロセス重視。時間消費)

●リラックス志向

●空間の居心地志向

●レトロ志向(未来志向が弱い)

●ミックス志向(新しいものより編集・組み換え)

●レア志向

●デザイン志向


ニセ団塊ジュニア世代の特長は

●慎重

●堅実

●目立つのが嫌い

●ベーシック

●なごみ、いやし

●上質、上品

●シンプル

●長く使っても飽きない


であると言われています。ニセ団塊ジュニアに関しては、バブルがはじけた時期に大学生になって、よりシビアな就職後の経験をしていること。また大学受験など人口が多い分、受験競争が厳しかった経験を持つため、より確実で、リスクの少ない選択をする価値観を持っているとの仮説がなりたっています。

そのため、今後の歯科医院の患者様を考慮する上で意識する層は微妙な年齢の差で異なる性質を持っていることを理解していた方がいいと思います。

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レセプトオンライン化 続報

本日の医療介護CBニュースで気になるニュースを見つけましたので、紹介します。

以下抜粋
2011年4月からレセプト(診療報酬請求書)のオンライン請求を義務化する厚生労働省の方針に対し、レセプト作成用コンピューター(レセコン)を使わず、レセプトを手書きしている開業医の約6割が「閉院を考えている」ことが、大阪府保険医協会の調べで明らかになった。同協会では、「調査結果には、個々の医院の事情などを全く考慮せず、一律にオンライン請求を義務化することの弊害が明確に表れている」として、オンライン請求の義務化の撤回を求めている。
 診療報酬の請求は、▽手書きで紙レセプトを提出▽レセコンで紙レセプトを作成・提出▽レセコンでデータを作成し、CD-Rやフロッピーディスクなどの記録メディアで提出▽レセコンで作成し、データ送信用パソコンからISDN回線やインターネット回線を用いてオンラインで電子的に請求-の4つの方法がある。これらについて、厚労省は11年度から、オンライン請求を義務化する方針を示している。
 同協会では、レセコンを使わず、レセプトを手書きしている大阪府内の開業医を対象にアンケートを実施し、343人から回答を得た。
 その結果、オンライン請求義務化について「絶対反対」が75%に上った。対応策としては「閉院を考えている」が58%で最も多く、「まだ分からない。様子を見る」が25%、「継続を準備中」は15%だった。
 「閉院を考えている」開業医に、その理由を尋ねたところ、「資金面で対応できない」(37%)、「新たな技術についていけない」(35%)などが挙げられた。
 自由意見では、「閉院を考えている」開業医は、オンライン請求への資金面や技術面での対応を危惧(きぐ)する声が多く、これまで通り手書きで紙レセプトを提出することを認めるべきとの意見が根強かった。また、「様子を見る」という開業医は、年齢層によって異なる面があるものの、総じて資金面での対応を案じる声が多く、中には「無駄な費用が掛かる」との反発もあった。さらに、「継続を準備中」の開業医も、資金や技術面の不安や不満を挙げているほか、情報セキュリティーやトラブル時の対応を心配する意見も少なくなかった。
 同協会では、「オンライン請求の義務化では、患者の個人情報のセキュリティー問題や閉院による患者や医療スタッフへの影響も指摘されている。オンライン化への対応に困っている医療機関への現状を踏まえた対策を進めるとともに、国に義務化・強制化の撤回を強く求める」と話している。
先日もブログで取り上げましたが、ここ最近、レセプトオンライン化の記事が顕著になってきています。
金銭的な部分はもちろんのこと、年配の先生方にとっては、今からパソコンなどの技術的な部分を学ぶことは、確かに非現実的な部分があるように感じます。
中には、自費治療専門の医院づくりをすることで、保険診療をしないとしている先生もいるようです。そうなると、本来受けたかった先生の治療が受けれない患者様も出てくるのではないでしょうか。
情報セキュリティーの問題などが現時点であがるというとどこに患者様のメリットがあるのかというところも疑問を感じるようになってきます。
国自体が管理しやすいからだけの目的だと、多額な金額のかかるレセプトオンライン化は、病院の負担にすぎないのではないでしょうか。
システムを考えるとき、まずはじめに国が考えるべきは、患者様の健康につながる役に立つ仕組みづくりだと感じます。
保険の弊害により、日本の予防システムが構築できないことも含め、国の立場でもっと患者様の健康を考えて政策を実施していってもらいたいと思います。
せっかく歯科医院の先生方が患者様目線に立って、実践しようとしているのですから、それを国がバックアップできるようになっていってほしいものです。
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2009年医療機関の利用のしかた意向調査

日本最大級の病院検索サイトを運営する株式会社QLifeから、医療機関の利用の仕方の意向調査データを頂きましたので、ご報告いたします。


①今年、医療機関が受診する回数

あなたが今年、医療機関に行く回数は、去年と比べて増える/減ると思いますか?

変わらない77%、増える15%、減る8%


②「受診の回数が増える」と思う人の理由

漠然と健康状態に不安がある 50%

気になっている症状がある 46%

健診・検診で要注意データが出た 24%

時間の余裕がありそう 14%

家族・知人に通院を勧められている 8%


③「受診の回数が減る」と思う理由

気になった症状が治まった 34%

お金の余裕がなさそう 28%

漠然と健康状態に自信がある 24%

時間の余裕がなさそう 12%

健診・検診の結果データがよくなった 4%


④医療機関にかかった費用を抑える目的で、昨年より意識すること

真剣に治療に取り組んで短期で良くなる 37%

(積極的に医師と相談して)通院回数を減らす 28%

(積極的に医師と相談して)安い薬にする 23%

(積極的に医師と相談して)薬を減らす 12%

「費用が安い」と思われる医療機関を選ぶ 11%


ちなみに、家計が厳しくなる見込みのひとほど、「増える」も「減る」も多くなる傾向があったそうです。


⑤今年、「我慢」をして医療機関にかからない場合があった。

「大いに/時々あると思う」人が57%。特に20代〜40代女性では69%が「あると思う」と答えた。具体的に聞いてみると「(重くない)風邪」が大半であったが、少数意見として「歯痛」があり、医療機関に行かないで市販薬で済まそうとしているとの声がある。


⑥昨年より予防に努力

「昨年よりも予防に努める」のは46%、特に50代・60代男性、50代女性に「大いに努力する」層が多い。

具体的な努力の内容としては

食事 67%

運動 62%

睡眠 54%

うがいや身体を清潔を保つ 52%

予防接種19%

健診・人間ドックを受診 15%


厚生労働省の調査でも、「検診など」「人間ドック」の受診者は、それぞれ平成16年60.4%、4.9%→平成19年61.5%、5.5%と微増傾向を示している


このデータを見て判るように、100年に1度の不景気は、医療費への影響が出始めているといえる。その中で、予防への期待感が強まっている結果になっている。


歯科に置きかけて考えてみると、予防歯科をどう反映させていくのかだといえる。

特に50代以降の方が予防への興味が強まっていると考えると、歯の欠損と医療費の相関関係があること、歯周病予防の観点から歯が抜けると費用がかかり、それを抑えるには、早目の予防が必要だということなどをしっかりと伝えることができれば、地道に理解はされるように感じます。

また、短期集中治療への対策をどうするのか?というのも取り組む必要性がある課題のように感じます。


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電柱広告について

新規開業などのご提案をするときに、当社でも判断に迷う広告のひとつが電柱広告になります。

電柱広告を取り扱う東電広告株式会社の調べ(首都圏30km以内居住者対象)によると、接触度は、よく見かける62.4%、時々見かける29.4%、あまり見かけない8.2%と、接触度の非常に高い媒体といえます。

注目度に関しては、注意してみる5.4%、時々注意して見る27.8%、どちらともいえない25.4%、あまり注意してみない34.8%、全く注意してみない6.6%と注意してみているのは、約33%と下がり、年代別にみると、30代女性54%60代男女44%となっている。

電柱広告の接触業種は、質屋・金融機関69.6%に次いで2位が病院・医院で64.0%と業種の中では非常に接触度の高い業種といえる。

電柱広告の利用シーンとしては、

1位 現在地の地番を確かめるのに56.4

2位 医院などへの道案内として 43.2%

3位 知らない町でお店を探すとき 39.0

4位 急にお店を探す必要ができたとき 12.6%

5位 チラシなどのお店の道順を知るのに 11.2%

6位 新規開業のお店などを知るのに 8.8%

電柱広告のイメージは、

・電柱広告の町名・地番表示が役に立つ 92.0

・電柱広告は医院などの道案内として役に立つ 72.6

・電柱広告は街に必要なものだと思う 49.6%

・カーナビがあっても電柱広告があれば親切だと思う46.8%

・電柱広告を見て、医院などにいったことがある 46.4%

・電柱広告を出している医院などの名前は印象に残る 33.6%

・電柱広告を出している医院などは信頼できる 24.6%

・電柱広告は医院などを選ぶ際の参考になる 23.2%という結果になっている。

他の業種と比較すると電柱広告は非常に有効な媒体だといえます。特に医療機関の場合は、地域に密着することが重要になるため、潜在的に医院の存在を知らすことができるのは最大のメリットではないでしょうか?最近は電柱広告にホームページやQRコードも入れることができるため、情報の発信基地としても有効な活躍が期待できます。

また、医院の場所が判りづらい場合は、電柱広告を新規開業時の提案に必ず入れるようにしています。どうしても固定費として月額の媒体料がかかりますから、新規開業の場合は、電柱広告を取り入れる怖さがありますから、慎重に判断しなければなりませんが、開業当初は場所が判らず、チラシを見たりしながら来院することも多く、それでも判らない場合は、悪い印象を与えかねないからです。実際、場所が判らなかったがゆえに、他院に行ってしまうケースもあるそうです。また、開業当初はスタッフの方も慣れている土地ではないことも多く電話などで質問されてもうまく回答できないこともありえます。最初だからこそ、重要な視点だと考えられます。

また、以前話をしましたが、レセコンなどを利用すると、患者様の来院地域の分析が簡単に行えるようになっています。例えば、患者様の少ないエリアの知名度をあげることなどの戦略として、電柱広告を利用するのもひとつの方法だといえます。

日本の道路は法規制上、敷地外のスタンド看板はすべて違法になりますから、医療機関として、コンプライアンス重視の観点からも道路上に掲出できる唯一の広告として、電柱広告は注目できる広告だといえます。


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わたなべ歯科主催ハーフ&ハーフセミナー

1月18日に春日部のわたなべ歯科様主催のハーフ&ハーフセミナーに参加してきました。

午前中は、歯科衛生士の方を中心とした4名の方の発表、午後は歯周病予防を中心に有名な歯科衛生士石原美樹さんの「歯周治療を成功させるいくつかのヒント」のセミナーと、いとう眼科伊藤事務長との対談でした。

午前からどんな内容だったかを簡単に説明します。

内田歯科医院の藤倉さんは、歯科衛生士の観点からの「歯周病と糖尿病について」でした。歯周病に関しては、生活習慣病として、様々な病気との相関関係が実証されており、細心の注意が必要な病気です。今回のセミナーは歯周病の治療の治りの速度から、糖尿病に気づいたということを中心に発表があり、歯科衛生士として、身体の一部としての歯という視点で、全体の健康もテーマにしていかなければならない必要性を説明してくださいました。

医療として口だけではなく、患者様の健康を意識したアプローチが強まってることを痛感いたしました。

内田歯科医院の坂出さん。坂出さんは栄養士さんです。「食」をテーマに考える仕事だからこそ、食に関する最も大切な口に携わることができる「歯科医院」で働きたいと考えて、内田歯科医院を選んだそうです。その志望動機に関する栄養士としての視点にまずは驚きました。

内田歯科医院では食に関する情報を医院に健康テーブルと題して、掲示しているそうです。お菓子の油分量、ジュースの砂糖の量などを実際に目で判るように掲示してあるため、そこで、患者様にも興味を持ってもらえるそうです。特にコーラ大好きな学生へのアプローチなどは、本当に患者様目線で、聞いた学生が影響を受けた理由が分かる気がします。こういう他人に伝えて得する(自慢したいと思える)ような情報は口コミを誘発しやすくなりますので、本当に有益なアプローチだと感じました。

栄養士として、歯科医院を

・健康情報を提供する最高の場所

・継続して来院する患者様が多い

・家族での来院することが多い

・患者様とおしゃべりするチャンスがいっぱい

・みんなで患者様とサポートできる 捉えており、今後も様々な視点で、「歯科医院ならではの食育」を目指していくと思うと、非常に楽しみな事例だと感じました。

もっともっと歯科医院に栄養士が採用されることを目標にされていました。当社としても、歯科医院から患者様の得する情報を提供することで、患者様と密な関係を構築するのに必要な視点だと痛感したため、今後、栄養士の方と連動しながら、食育の視点をぜひ取り入れていきたいと感じました。

田中歯科クリニックの柳さん。自分の体験を通して、得られた事をお話して頂きました。歯科医院で働く上でのストレスや大変さなどを非常に勉強させられました。

いとう眼科の萩原さん。仕事と家庭の両立についてというテーマでした。いとう眼科は非常に元気で明るい医院づくりをされていて、お話を聞いているだけでも元気がでてきました。私は男性ですが、同じ結婚している立場として、仕事も面白いし、家庭も大切というのは非常に理解できるので勉強させて頂くことがたくさんありました。

以上が、午前中の内容ですが、女性中心の職場が多い歯科医院にとって、スタッフとの関係性や、スタッフのステップアップの難しさなどをよく耳にしているせいか、どの発表も非常に前向きに仕事をとらえ、自信を持って発表をしている姿を見て、いかに歯科医院で充実している仕事をされているかが想像でき、話を聞いているだけで元気を頂いている気がしました。

今回の4名の方の発表はテーマこそ違いますが、歯科医院のスタッフとの関係の構築において非常に多くのヒントを頂けるものだったと感じます。

午後は、石原美樹さんの「歯周治療を成功させるいくつかのヒント」でした。

当然ながら歯周病アプローチに関して、最も重要なのは、

「歯周ポケットを改善する」「歯周の進行を止める」ではありますが、本当に重要なのは「歯の健康に対する価値観を変化させる」「自分自身で守るということの認識」という言葉が非常に印象的でした。

そのため、患者さんとの説明の時間を最も重要視しているそうです。

例えば、ブラッシング指導の目標は

自己管理ができる能力を身につけてもらう

歯磨きの重要性を理解してもらう

歯磨きの効果を実感してもらう

そうするとプラークコントロールを20%前後まで維持できるそうです。

コツのひとつとしては、あまり教えすぎないことだそうです。教えすぎることで、患者様が受動的になり、患者様が能動的にならない分、身に付かないことがあるそうです。

石原さんでも説明では、媒体を利用すると話されていました。簡単だと患者様が聞き流してしまう。難しいと患者様は覚えてられないので、バランスが難しいと話されていました。

ハイリスク・ローリスクな状態をなるべき具体的に伝えていく

問題があれば、どこが問題かを判り易く伝える

患者様がみることが大事

患者様に渡すことも重要性を述べられるとともに、具体的なアプローチとしては、

・テクニックだけを初めに教え込まない

・歯周病を正しく理解してもらえることでどうすれば病気が治るかを知ってもらう

・自分の状態を把握することで自分の役割を認識してもらう

・病気を治そうとする気持ちを高めていく

と挙げられ、最終的には患者様自身が気づくための工夫を考えるのが重要とのことでした。

また、定着させるポイントとして、やり方を教え込むのではなく、病気の知識や情報を理解して頂き、患者様自身の役割や特長を認識してもらう。多くの患者様に対して色々な方向から適切なアドバイスを見つけられる観察力をつけるとのことです。

一貫して話にでてきて印象に残ったのは、目の前の治療が大切なのではなく、患者様を動かすことにしっかり趣きを置いていることでした。

歯周治療に関しては、どれだけプロフェショナルケアがしっかりとしていても、セルフケアが的確でなければ、求めている結果にはつながりません。そのため、重要なのはやっぱり患者様の意識改革だということが理解された上でアプローチをして、またそれをできる歯科衛生士をしっかりと教育していこうと考えている石原さんの考え方は、非常に勉強させられました。

説明後、石原さんと伊藤さんの対談は、もっと素敵に!仕事力アップというテーマで進められましたが、「好きなことは4倍」「嫌いなことは1/4」の力が発揮できるという言葉に非常に痛感させられました。

また「自分が楽しくないとスタッフが楽しめない」という言葉にも非常に元気をもらいました。

今回のセミナーを開催してくださったわたなべ歯科の方々には、本当に感謝の思いでいっぱいです。

これだけの発表をまとめ、また会場に来た100名以上の方が、心を動かされたセミナーを、診療をしながら実施されたわけですから、本当に素晴らしいと思います。

今回のセミナーは、非常に人と人とのつながりが重要視されていて、テクニックだけでは言い表せない人としてという部分が込められていたように感じます。

これだけ吸収できたセミナーは本当に久しぶりでした。当社のような商業的な会社の参加を許して頂き、懇親会にも声を掛けて頂いたことを感謝しています。

懇親会で様々な先生と話をする機会を頂き、本当に勉強になりましたし、当社の存在に興味を持って頂いたことに大変励みになりました。

なかなかブログに書くことができませんでしたが、本当にありがとうございました。

また、お会いできる機会を楽しみにしています。

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歯ブラシの処方箋

オーラルケア社の資料によると

歯ブラシを選択する基準は、

毛のかたさ 口腔内の状況に合ったもの

コンパクトであるもの (3列植毛、2cm程度の大きさが目安)

柄のかたち ストレートなもの

清潔感 消毒・滅菌してあるもの 毛が水分を含みにくいもの

となっています。

歯ブラシの種類によって、当然、タイプは異なるが、

オーラルケア社の商品の場合は、

毛のかたさには、

エクストラ・スーパー・ソフト 5ミル毛材を11mmにカット

スーパー・ソフト 5ミル毛材を10mmにカット

ソフト 6ミル毛材を9mmにカット

ミディアム・ソフト 7ミル毛材を9mmにカット

ミディアム 8ミル毛材を9mmにカット

ミディアム・ハード 8ミル毛材を8.5mmにカット

6タイプに分かれています。

そのタイプの中で、歯肉のさがり気味の場合、歯肉の炎症は治らない場合、重度歯周病に進行している場合、歯を抜いた直後の場合、矯正治療を始めて磨きにくい場合、矯正装置で歯を動かしている場合、インプラント治療をしている場合、ホワイトニング後の場合、プラークがネバネバしている場合、知覚過敏がひどい場合、ほとんど歯が残っていない場合と、患者様の口腔内に合わせた的確な選び方が書かれていました。

例えば、その商品とは別ですが、つわりのひどい妊婦さんが使いやすいように、ヘッドの小さい、ネックの細い歯ブラシも存在します。もちろん、妊娠中は歯ぐきが弱り、血が出やすいので、やわらかい歯ブラシです。このことを患者様に伝えて挙げることで、患者様との有益な関係が築くことができないでしょうか。

以前もお話をしたように、予防を中心としたかかりつけ医の存在を目指すのであれば、患者様のご自宅におけるセルフケアは本当に重要な役割を果たしていますので、ぜひ歯ブラシについても的確なアドバイスを送るようにしてみてはいかがでしょうか?

看板・リーフレット・ホームページなどの問い合わせは
歯科業界専門看板会社 株式会社Dental Sign 担当 原 まで
HP:www.shuukan.com
メール:hara@shuukan.com
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県は無料現場調査・無料診断受付中

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