集患マーケティング戦略を携わった歯科医院の中で、最近よく目にする設備のひとつが、CAM/CADセレック3です。

コストも非常に高いため、実際に費用対効果があう設備なのか、また、費用対効果が合うように、どのような説明をすることが患者様にわかりやすいのか、普段設備の説明をメーカーの方に直接お伺いする機会に恵まれないため、このチャンスにと思い、お話を聞いてきました。

一般的に言われるセレックの特徴としては、

・より天然歯に近づいた、審美的質感

・安心・安全、身体にやさしいセラミック

・通院1日・最短1時間での治療も可能

・コンピュータによる精度の高い修復物などが一般的なカタログなどで明記されています。

今回は、実際に操作方法を実演して頂きながら、お話を聞いてきたのですが、シロナの方が具体的に上げていたセレック3の患者様にとってのメリットは

①簡単なタイプの被せ物なら、約15分でできるため、早さが挙げられます。②手作業ではなく機械で対応するため安いとのことでした。

導入した結果としては、費用対効果の部分も含め使いこなせるか、使いこなせないかは大きく差が開いているそうです。

機械の使い方以上に、これを活かした先生のコンサルティング能力にかかっていると話をされていました。

私もセレック3を持っている歯科医院にお伺いしたときに、気づかないで、あとになって先生に聞いて気づくことがあります。

通常の被せ物に関しては、患者様に目につくところで、作業するものではあまりないので、CAMCADの設備を見せるという意識はないかもしれませんが、ある歯科医院では実際にやっていたのですが、待合室に置いたりするのもいい設備だと思います。

通常の銀歯と違い、セラミックなど審美性の高い被せ物に関しては、周りの目を気にする方が多いため、できあがる過程を実際に見ながら待ってもらうのも、逆に喜ぶ方もいると思います。

患者様にとって、被せ物の製造過程を見ることはまずありません。途中過程を見ることは、安心にもつながるのではないでしょうか?作成の過程の画面や、削っているときにLEDが光ったりするので、十分目で楽しめる要素を持っているのではないでしょうか?

また、審美に関しては、比較が重要になりますので、銀歯と比べたメリットが十分に比較できるような対比表を準備するのもいいのではないでしょうか。

また、食事のときに用いられる松竹梅ではないですが、3種類の比較ができると患者様も判断がつきやすいといわれています。銀歯、セレック3を使ったセラミック、オールセラミックで比較するようにすると、費用の部分でもお得感を出せるのではないでしょうか。

当社のような業者に快く説明をしてくださったシロナ社の方本当にありがとうございました。説明を活かして、今後はセレック3を有効に活用できるように、様々な提案をしていこうと思います。

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