平成17年7月の香川県老人医療費適正化に関する検討委員会の調べによると、
患者1人あたりの一か月平均医療費
歯の数が多いほど医療費が低い!!
0〜4歯 29,350円
5〜9歯 27,476円
10〜14歯 23,627円
15〜19歯 22,725円
20歯以上 19,750円
歯周病が軽度なほど医療費が低い
患者1人あたりの一か月平均医療費
歯周病なし 18,764円
軽度 21,280円
中等度 23,361円
重度 22,512円
非該当(歯なし) 32,125円
上記の結果をみるといかに口腔内の環境が、健康と密接しているかが理解できる。特に歯周病に関しては、生活習慣病として注目されており、歯周病は歯の喪失をもたらすだけでなく、その細菌が作る毒素が入ることで全身の健康に影響がでます。
歯周病であると
●心臓病を引き起こす確率が通常の3倍
●糖尿病 糖尿病の合併症で歯周病が悪化。その逆もあり。
●肺炎 高齢者は歯周病菌などによる誤嚥性肺炎になりがち
●低体重出産・初産 低体重児出産率は通常の7倍以上
●骨粗鬆症で歯周病が進行するリスクは2倍と言われている。
歯周病の対象者であるはずの高齢者が増加いていて、国民医療費や高齢化率は伸びているが歯科医療費が増えていない現状。
歯周病疾患健診は40歳・50歳・60歳・70歳の10年きざみでしか受けられない。
医療費の自己負担が多くなれば、自発的な歯科健診を受ける医療が低下する
↓
歯科疾患の発見が遅れ、重症化する
↓
生活習慣病にかかるリスクが高まる
↓
生活習慣病にかかってはじめて治療を受ける
↓
国民医療費がアップ
この負のスパイラルに知らず知らずのうちに患者様の大半が陥っているのです。
この負のスパイラルから脱出させることができるのは、歯科医院の力にかかっているといってもいいと思います。
歯周病から歯を守ること
これは患者様の全身の健康づくりに貢献できる
将来的に患者様のかかる医療費の負担を守ることができる
そして何よりも歯を守ることで、自分の口でおいしく食べることができ、また噛むことで、
生活に潤いを与えることができるのです。
ぜひ、この大切なことを情報として発信していって頂ければと思います。
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2月 9th, 2009
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歯の数・・・・・?????現在歯数ですか残存歯数でしょうか????
2月 9th, 2009
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コメントありがとうございました。
ご指摘の通り歯の数は、残存歯数です。判りづらい表記だったことをお詫び申し上げます。
いつも心温まるブログをありがとうございます。私も猫を飼っており、動物に和ませて頂いている一人です。先生のブログを見ていると、動物を通して、非常に先生の人柄が伝わるので、楽しみにしています。今後もぜひよろしくお願いします。
2月 11th, 2009
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自分の歯根を持っている 人ほど歯の治療掛かりませんね 私も歯垢6ヶ月1度検査行く位です朝晩ケア大事です
2月 19th, 2009
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私はかつて恥ずかしい話ですが、忙しい代理店勤務だったこともあり、自分の歯をおろそかにしていて、むし歯だらけでした。最近、歯の重要性を知ったことで、自分自身のケアも意識するようになりました。デンタルIQが高くなることは、健康の上で本当に患者様にとっても役に立つことだと思います。ぜひそういう意味でも貢献していたたいと思っています。